さいたま市 南浦和 トリガーポイント鍼灸専門院 腰痛 肩こり 脊柱管狭窄症

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院長のブログ(2026年09月)

院長のブログです。

 

・立ち上がりや歩き始めの際、膝の内側にピキッと痛みが走る

・階段の昇り降り、特に「降りる時」に膝の内側が痛くて辛い

・正座をしたり、深く曲げたりすると膝の内側が突っ張って曲げづらい

このような膝の内側の痛みは、体重がかかるたび、脚を動かすたびに痛みが走るため、日々の生活の中で本当にストレスになりますよね。

 

サポーターをつけたり、湿布を貼ったり、注射を受けたりしながら様子を見ているけれど、日常生活で歩かないわけにはいかず、一向に良くならない……。

「年齢のせいだから仕方がない」

「骨の間が狭くなっているから上手につき合っていくしかない」

などと言われ、不安を感じている方も少なくありません。

 

膝の内側が痛む原因は一つだけではありません。

 

変形性膝関節症のほかにも、鵞足炎(がそくえん)、半月板や靭帯の問題、膝の周囲にある筋肉や腱の問題など、さまざまな組織が痛みに関係することがあります。

 

当院では、その中でも筋肉やファシア(筋膜など)の状態が膝の痛みに関係しているケースに対して、トリガーポイント鍼灸療法を行っています。

 

このページでは、膝の内側が痛む原因として考えられるものや、変形性膝関節症との関係、そして当院で行っているトリガーポイント鍼灸療法によるアプローチについて解説します。

 

1.膝の内側が痛む原因とは?

 

膝の内側が痛む原因には、さまざまなものがあります。

代表的なものの一つが「変形性膝関節症」です。

変形性膝関節症では、加齢や長年の負担などによって膝関節の軟骨がすり減ったり、骨の変形が進んだりすることで、膝の痛みや動かしにくさが生じることがあります。

特に、

・立ち上がる時

・歩き始め

・階段の昇り降り

・正座やしゃがむ動作

など、膝に体重がかかる場面で痛みが出やすくなります。

ただし、変形性膝関節症だからといって、必ずしも関節の変形だけが痛みの原因とは限りません。膝関節の周囲には、筋肉、腱、靭帯などさまざまな組織があります。

変形性膝関節症では、これらの組織に慢性的な負担がかかることで、筋肉やファシアの緊張、滑走不良などが生じ、膝を動かした際の痛みに関係しているケースがあるため、初期の段階で、筋肉やファシアの状態が関係している場合には、トリガーポイント鍼灸が選択肢の一つになることがあります。

 

ファシアとは?

ファシアとは、筋肉や腱、靭帯など、身体のさまざまな組織を包み、支えている結合組織の総称です。

筋肉の周囲にもファシアが存在し、筋肉同士がスムーズに動くための「滑り」にも関係しています。

繰り返し負担がかかることで、組織同士の滑走性が低下し、痛みや突っ張り感などにつながる場合があります。

※ファシアについて詳しくは[こちらの解説ページ]をご覧ください。

 

また、膝の内側にある「鵞足(がそく)」も痛みに関係します。

膝の内側には、太ももから伸びる縫工筋・薄筋・半腱様筋という3つの筋肉の腱が集まって付着する「鵞足(がそく)」と呼ばれる部分があります。

この部分に繰り返し負担がかかると、鵞足周辺に炎症が起こり、「鵞足炎」と呼ばれる状態になることがあります。

鵞足炎では、膝の内側のやや下を押した時の痛みや、特定の動作(走る・階段・曲げ伸ばし)での痛み、該当部位の腫れ・熱感が出ることがあります。

鵞足炎の炎症が強い急性期は、トリガーポイント鍼灸療法の適応とはならない場合がありますが、炎症が落ち着いた後も膝の内側の痛みや動かしづらさが残っている場合には、鵞足周囲だけでなく、そこにつながる筋肉やファシアの状態を確認し、トリガーポイント鍼灸療法の適応を検討します。

 

その他には、内側側副靱帯や半月板の損傷、内側滑膜ヒダ障害(タナ障害)なども考えられます。

内側側副靱帯や半月板の損傷では、損傷組織そのものを修復するのではなく、回復過程における痛み・機能の改善を目的として施術を行うことがあります。

タナ障害では、膝蓋骨の内側付近にある滑膜ヒダが刺激されて、

・膝の内側の痛み

・曲げ伸ばし時の引っかかり

・パキッ、コツッといったクリック感

・膝蓋骨内側の圧痛

が出ますが、患部の炎症やタナの肥厚そのものではなく、関係する筋・筋膜の緊張や痛みにアプローチし、回復をサポートしていきます。

 

【鍼灸施術の適応を慎重に判断する必要があるケース】

膝の痛みには、鍼灸療法によるアプローチが適しているケースがある一方で、まず医療機関での検査や治療を優先したほうがよいケースもあります。

例えば、

・転倒や事故などによる外傷がある

・安静にしていても強い痛みが続く

・膝が大きく腫れている、熱をもっている

・急に強い痛みや腫れが出てきた

・膝に水が溜まっている

・骨の変形が著しく進行している

・膝に体重をかけられない

・膝に力が入らず、ガクッと崩れる

・ベーカー嚢腫やガングリオンなどの滑液嚢胞が疑われる

・発熱や強いだるさがある

といった場合です。

 

このような場合には、まず整形外科を受診し、原因を確認することをおすすめします。

そのうえで、筋肉やファシアなど膝関節周囲の状態が痛みに関係していると考えられる場合には、トリガーポイント鍼灸療法を選択肢の一つとして検討していただけたらと思います。

 

2.なぜトリガーポイント鍼灸療法が膝の痛みに有効なのか?

 

膝の内側や太ももの周囲は、体重を支えたり歩行時の衝撃を吸収したりするために常に大きな負担がかかっています。そのため、筋肉やファシアに癒着や滑走不良が生じ、トリガーポイント(痛みの引き金となるポイント)が非常に発生しやすいと考えられます。

 

トリガーポイントが形成されると、その周囲の組織が過敏になり、体重がかかったり膝を曲げ伸ばしたりした際に痛みを感じやすくなることがあります。トリガーポイント鍼灸療法では、この痛みの原因と考えられるポイントに直接鍼でアプローチすることで、組織の柔軟性やスムーズな動きを取り戻していきます。

 

※トリガーポイントの詳しい仕組みや概念については[こちらの解説ページ]をご覧ください。

 

 

3.膝の内側の痛みへトリガーポイント鍼灸でアプローチ

 

当院のトリガーポイント鍼灸療法では、痛みが現れている膝の内側周辺だけを施術するわけではありません。膝の曲げ伸ばしや歩行動作に深く関わっている以下の部位へ複合的にアプローチします。

 

 太ももの内側(内転筋群・内側広筋): 膝関節を内側から支える筋肉の緊張を緩め、関節にかかる負担を軽減します。

 

 鵞足(がそく)周辺: 筋肉の付着部で起きている摩擦や突っ張り感を和らげます。

 

 太ももの裏・ふくらはぎ: 膝裏やふくらはぎの緊張は、膝全体の動きを制限する原因になるため、しっかりと状態を見極めて鍼を行います。

 

膝の痛みに関係している部位が、「太ももの付け根近くの筋肉」や「ふくらはぎ」に見つかることもあります。

 

膝周囲の広い範囲での筋肉やファシアの滑走性を整えることで、立ち上がりや階段の昇り降りでのスムーズな動きを目指します。

 

4.超音波エコーの利用でより安全に

 

当院では、超音波エコーを使用することで、体内の組織の位置や状態を確認して、より安全性に配慮した施術を行っています。

※当院のエコー観察(エコーガイド下施術)についての詳細や安全性については[こちらの解説ページ]をご覧ください。

 

 

5.膝の痛みに関するよくあるご質問(Q&A)

 

Q. 整形外科でヒアルロン酸注射を受けていますが、併用できますか?

A. はい、併用可能です。整形外科での関節内へのアプローチと、当院での筋肉・ファシアへのアプローチを組み合わせることで、より円滑な日常動作を目指すことができます。

 

Q. どれくらいのペースで通うのが効果的ですか?

A. 初期の段階では、週1回程度のペースで施術を行い、痛みや動きの変化を確認しながら、徐々に施術間隔を空けていくケースがあります。一人ひとり症状が異なるため、実際の状態を確認したうえで施術ペースを考えていきます。

 

Q.膝の内側が痛いのですが、原因が分かりません。鍼灸を受けても大丈夫ですか?

A.まずは痛みの原因を確認することをおすすめします。膝の内側の痛みには、変形性膝関節症だけでなく、鵞足炎や半月板や靭帯の損傷、筋肉やファシアの滑走不良など、さまざまな原因が考えられます。特に強い腫れや熱感、外傷後の痛み、体重をかけられないほどの痛みなどがある場合は、まず整形外科を受診してください。検査によって大きな問題がないことが確認されている場合や、筋肉やファシアの状態が痛みに関係していると考えられる場合には、トリガーポイント鍼灸療法が選択肢の一つになると思います。

 

6.おわりに

 

サポーターや湿布を続けてもなかなか変わらない膝の痛みの改善の一つの選択肢として、トリガーポイント鍼灸療法をご検討いただけたらと思います。この記事が膝の痛みに苦しむ方の参考になり、ストレスなく歩ける快適な日常を取り戻すお役に立てたら嬉しいです。

 

※本記事は診断に代わるものではありません。特に強い外傷、急激な腫れ・熱感、歩行困難な痛みなどがある場合は、まず整形外科を受診してください。検査を受けても症状が改善せずお困りの方は、筋肉やファシアという別の視点からのアプローチとして、当院のトリガーポイント鍼灸療法をご検討ください。

 

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南浦和トリガーポイント うちくね鍼灸治療院
さいたま市南区南浦和2-35-10田中彦ビル502
Tell:048-767-3089
E-mail:s.u2017@uchikune-hari.com
院長  内久根進一
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