さいたま市 南浦和 トリガーポイント鍼灸専門院 腰痛 肩こり 脊柱管狭窄症

「脇腹やお腹の奥がしびれる感じがする…」

「熱いような違和感がずっと続いている…」

「でも、病院で検査をしても『異常なし』と言われてしまった」

 

このような原因がはっきりしない腹部の不快な症状に悩まれている方は、実は少なくありません。

 

・内科や消化器科で検査をしたが問題は見つからない

・薬を飲んでも症状が変わらない

・触ると違和感はあるが、内臓の痛みではなさそう

・「ストレスのせい」と言われて診察が終わっしまった

 

腹部の症状は目に見えにくく、原因が特定できないと「このまま治らないのでは…」、と不安やストレスを抱えてしまいますよね。我慢するしか方法がみつからず、辛い思いをされている方も多い印象です。

 

このページでは、「なぜ検査で異常がないのに症状が出るのか」、そして「鍼灸ではどのように考え、施術していくのか」をわかりやすくお伝えします。

 

1.原因不明と言われる腹部症状の「正体」

 

腹部のしびれ・痛み・異常感覚は、必ずしも「内臓のトラブル」だけが原因ではありません。

 

実際には、

・押すと嫌な感じがする

・姿勢や体勢を変えると症状が変化する

・疲労やストレスが溜まると強くなる

 

といった特徴を持つケースが多く見られます。これらの症状は、ファシア(筋膜)の癒着部位に「トリガーポイント」が発生したことで起こっている可能性があります。筋肉やファシアの問題は画像検査や血液検査では、「原因不明」と判断されやすいのです。

 

2.腹部と筋膜(ファシア)の深い関係

 

腹部は「内臓だけの場所」ではありません。

実際には、

・腹直筋

・外腹斜筋、内腹斜筋

・腹横筋

・腸腰筋

・横隔膜

など、複数の筋肉が存在し、

それらを包み込み連結している「ファシア(筋膜)」が何層にも重なり合うエリアです。

ファシアとは、筋肉、腱、靱帯、脂肪、内臓、血管、神経など、体中のあらゆる組織を網の目のように包み込み、つなげている全身ネットワーク状の結合組織の総称です。

このファシアに、「癒着」や「滑走不良」が生じると、トリガーポイントが発生して神経や血流にも異常が発生し、しびれや痛み、熱い感じなどの異常感覚が起こりやすくなると考えられます。

 

3.なぜ腹部にトリガーポイントができるのか

 

トリガーポイントとは、感覚受容器が過敏化し、痛みやしびれを引き起こす“引き金(トリガー)”となるポイントです。

 

腹部周辺は、以下のような日常の要因で筋肉やファシアにトリガーポイントが形成されやすくなります。

・長時間のデスクワークや立ち仕事、前かがみ姿勢

・浅い呼吸や体幹の無意識な緊張

・ストレスによる自律神経の乱れ

・過去の外傷や手術の影響

 

4.トリガーポイント鍼灸療法とは

 

トリガーポイント鍼灸療法は、

感覚受容器が過敏になったトリガーポイントに直接鍼を行い、

・ファシアの癒着、滑走障害を改善

・トリガーポイントを正常化

・免疫反応を賦活

・神経の過剰な興奮を鎮める

・自律神経の安定化

を目的とした治療法です。

 

【特徴】

・深層の筋肉、ファシアまでアプローチ可能

・マッサージやストレッチでは届かなかったり、リリースされない部位にも対応できる

・鍼特有の「ひびき」を感じることがある

・筋肉がピクっと反応することがある(ローカルトゥイッチ)

・一時的な鎮痛ではなく、持続的な改善を目指す

 

原因不明の腹部の痛みやしびれは、薬や表面的な施術だけでは改善しにくいケースが多く、トリガーポイント鍼灸と相性がよいケースも多いと思います。

 

5.安全性と精度を高める(エコーガイド下ファシアリリース)

 

腹部は内臓が近いため、安全性と正確性がとても重要な部位です。

当院では必要に応じて、超音波エコー(エコーガイド下鍼)を使用します。

 

【エコーを使うメリット】

・内臓など危険な部位を避けて安全に施術ができる

・深層筋やファシアをリアルタイムで確認しながら施術ができる

・危険な部位を確認できるので、必要な箇所に鍼先を正確にすすめられる

 

これにより腹部のように繊細な部位の症状にも安心・安全にアプローチすることが可能になります。

 

6.おわりに

 

腹部の原因不明の痛み・しびれや熱い感覚などの症状は、命に関わる病気ではなくても日常生活の不安やストレスを大きくする症状です。

 

検査で異常がないと言われても、「症状がある」という事実は変わりません。

 

その背景には、筋肉、筋膜(ファシア)の問題が隠れていることがあります。

 

トリガーポイント鍼灸とエコーガイド下ファシアリリースが、原因不明の腹部症状に悩む方の新たな選択肢・改善のきっかけとなれば幸いです。