「歩き始めや歩行中に股関節周囲や殿部(おしり)が痛む」
「階段の昇り降りが怖い」
「靴下を履く動作、爪切り、あぐらをかくのがつらい」
「特定の動きをすると、股関節や殿部が痛む」
などの症状は、日常生活に制限が出てしまい本当に切ないですよね。

このような股関節の症状でお悩みの方には、“トリガーポイント鍼灸療法”がとてもおすすめです。
なぜおすすめかと言いますと、
「軟骨がすり減っている」「加齢のせい」と言われ、湿布や痛み止めで様子を見ていたけれど改善しなかった方や、はっきりとした痛みの原因がわからない方も、
股関節を支える深部の筋肉(筋膜)に適切な鍼施術を行うと、
トリガーポイントが正常化し、スムーズに歩けるようになる場面を目にしてきたからです。
私自身も、身体を酷使して痛みを感じる際、このトリガーポイント鍼灸療法に助けられた経験があります。
このページでは、
原因がはっきりせず、なかなか良くならない股関節痛の原因と、その効果的な施術法であるトリガーポイント鍼灸療法について解説していきます。
このページが、軽やかな日常を取り戻して行きたかった場所へ出かけたり、趣味を全力で楽しめるようになるための参考になりましたら嬉しいです。
1. 股関節が痛む原因は「骨」や「軟骨」だけじゃない?
股関節の痛みで病院へ行くと、変形性股関節症と診断されることがあるかと思います。
「軟骨が減っているから痛む」と説明を受けることが多いですが、実は軟骨自体には痛みを感じる神経が通っていません。
では、何が痛んでいるのか?
その多くは、股関節を支えている筋肉や筋膜(ファシア)と考えることができます。
長時間の同一姿勢によるファシアの滑走障害や、長年の歩き方のクセ、筋力バランスの崩れ、あるいは過度な負担によって筋肉が悲鳴を上げ、そこに「痛みの引き金(トリガーポイント)」ができてしまっていると考えることができます。
鍼灸での施術では改善が難しいケース(軟骨のすり減りが高度、急性の炎症など)もありますが、筋肉や筋膜が原因の痛みにはトリガーポイント鍼灸療法は親和性の高いアプローチです。
2. トリガーポイント鍼灸療法とは
まず、“トリガーポイント”とは、痛みやしびれを広範囲に飛ばす「痛みの発生源」のことです。
このトリガーポイントの多くは、
ファシアと呼ばれている部分が癒着を起こした箇所に発生します。
ファシアとは、筋肉、腱、靭帯、脂肪、骨、そして神経や血管を包む膜までをひっくるめた巨大な「全身の結合組織ネットワーク」の総称です。
トリガーポイントは、いわば「センサーが過敏になった状態」であるため、痛みやしびれ、様々な不快症状が発生してしまいます。
トリガーポイント鍼灸療法は、
このトリガーポイントポイントに鍼を打つことで、体が本来持っている自己修復力を引き出し、ファシアの癒着の解消(正常化)を導く施術法です。
3. 股関節の深い場所の痛みにトリガーポイント鍼灸でアプローチ
股関節は体の中で最も深くにある関節の一つです。
特にお尻の奥にある筋肉(中殿筋や小殿筋)や、お腹の奥から股関節を支える筋肉(腸腰筋)などは、手によるマッサージだけではなかなか指が届きません。
トリガーポイント鍼灸療法では、
1. 痛みの芯となっている深部の筋肉に直接アプローチします。
2. 硬くなった筋肉を緩め、血流を改善します。
3. 「関連痛(離れた場所に飛ぶ痛み)」の原因へ根本からアプローチします。
その結果、足がスムーズに上がるようになったり、歩行時のズキッとする痛みや重い痛みなどの軽減につながります。
4. 超音波エコーを使うと更に精度と安全性がUP
股関節周辺には、痛みの原因となるポイントがかなり深い場所にあるのも特徴です。
当院では、必要に応じて超音波エコー装置を使用して、体の中をリアルタイムで観察しながら施術を行います。
エコーを使うことで、
• 「今、鍼の先がどの筋肉に当たっているか」
• 「鍼が安全なルートを通っているか」
を目で見て確認しながら施術していきます。
これにより、深い場所にある股関節周囲の原因部位にも、安全かつ確実に鍼先を届かせることが可能になります。
5. おわりに
「もう年だから」「手術しかないと言われたから」と諦めかけている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、痛みの原因が「骨」や「軟骨」ではなく、「筋肉や筋膜(ファシア)」にある場合、まだまだ改善の可能性は十分にあります。
股関節の痛みを改善し、居心地の良い日常を取り戻すための一つの選択肢として、トリガーポイント鍼灸療法をぜひご検討ください。
多くの皆様が、笑顔で一歩を踏み出せる力になれることを強く願っております。
※本記事は診断に代わるものではありません。まずは医療機関を受診していただくことを推奨しております。検査で「異常なし」とされながらも、症状が改善せずお困りの方は、筋肉やファシアという別の視点からのアプローチとして当院をご検討ください。
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南浦和トリガーポイント うちくね鍼灸治療院
さいたま市南区南浦和2-35-10田中彦ビル502
Tell:048-767-3089
E-mail:s.u2017@uchikune-hari.com
院長 内久根進一
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