さいたま市 南浦和 トリガーポイント鍼灸専門院 腰痛 肩こり 脊柱管狭窄症

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エコーガイド下 Fasciaリリース

エコーガイド下Fasciaリリースとは?

エコーガイド下Fasciaリリースとは、超音波エコーで筋肉や筋膜の状態を観察しながら鍼を刺入していく方法です。従来は施術者の経験と感覚のみで鍼を刺入する深さや位置、刺激量を調節していましたが、この技術を使うことによってより正確かつ安全に鍼施術ができます。当院では施術者の経験と手の感覚によるトリガーポイント鍼施術と、エコーガイド下Fasciaリリースによるトリガーポイント鍼施術を必要に応じて使いわけて施術しております。

 

Fascia(ファシア)とは?

Fascia(ファシア)の定義は国際的にも議論中です。

1つは「筋膜Myofascia(マイオファシア)に加えて腱、靱帯、脂肪、胸膜、心膜など内臓を包む膜など骨格筋と無関係な部位の結合組織を含む概念であり、その線維配列と密度から整理される。」という定義です。もう1つは「鞘、シート、あるいは剖出可能な結合組織の集合体で、裸眼で肉眼的に確認可能な程の大きさがある。そして、fasciaは皮膚と筋の間、筋周囲、末梢神経と血管をつなぐ、それら関連構造をも含む。」という定義です。現在、上記2種類のFasciaの定義を融合させるための議論が進んでいますが、統一見解には至っておりません。

また、Fasciaの適切な日本語訳は現時点ではありません。そのため、私の所属する日本超音波鍼灸協会では英語で「fascia」あるいはカタカナで「ファシア」と表現しています。

本邦ではFasciaは「筋膜」、時に「膜」と訳されてきた経緯があります。一方、Fasciaの意味で「筋膜」と表現されている場合もあります。医学用語としては、筋膜は「myofascia」、膜は「membrane」です。日本解剖学会の解剖学用語改訂13版には、Fasciaは筋膜Myofasciaを超えたものと説明されており、整形外科学会の整形外科学用語集(第8版)では「筋膜、あるいは腱膜」という言葉があてられています。

今後も建設的な議論を進めていくためにも、言葉の定義を厳密に確認することが極めて重要になります。

 

超音波エコー評価とは?

エコー超音波エコー評価では、機材と画像を構築する技術の進歩により、鍼灸治療を行う上でも、いわゆるトリガーポイントや筋膜などの軟部組織が、関係する痛みなのか?血流増加などの炎症所見があるのか?骨折や血腫や腫瘍があるのか?刺鍼部位に肺や血管や神経はないか?を判断することは極めて重要です。

つまり、鍼治療が適応する痛みなのかどうかを、これまでの経験値に加えてエコーを用いることで、その精度を向上させることができます。 また、治療部位の適切な同定のためには、圧痛と患部の動きが重要ですが、それにもエコーが役立ちます。圧痛部位が実際はどの部位なのか?動かした時の痛みは、どの部位が実際に動いているのか?をエコーで観察できます。つまり、より適切かつ有効的な鍼治療を可能にするのです。

当院では超音波エコー機器(HS-1 コニカミノルタ)で評価を行っており、評価結果による説明を行った上で、患者様に最適な治療をさせていただきます。(状態によりましては医療機関の受診をお勧めすることもございます。)

今までは、治療者の経験則や勘、イメージで治療をしていた鍼灸治療でしたが、超音波エコーを用いることで鍼先や身体の中の状態を観ながら治療することが可能になりますので、安心、安全、的確に鍼治療がうけられます。※必要な部位に応じて使用します。

 

超音波エコー3つの特長

1.人体に無害であること。

レントゲンやCTと異なり、人体に直接放射線を浴びることがありませんので、小さなお子様や妊娠中の方でも安心してご使用いただくことができます。また、人体に無害なので、繰り返し使用して経過を観察することができます。

2.リアルタイムで状態を確認できること。

筋肉や関節を動かしながら観察できるので、よりリアルに患部が評価できます。

また鍼先や身体の中の状態を観ながら治療することが可能であり、一般的には刺鍼できない部位でも安心して治療ができます。

必要に応じて、動画や画像を保存することもできます。

3.筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れています。

レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この超音波画像装置/エコーが大変有効です。

 

 

 

超音波エコー使用ポリシー

  • 当院ではエコーを運動器疾患の評価、治療以外(不妊、逆子、美容)には使用しません。
  • 当院ではエコーを用いても医師法に規定された医行為にあたる「診断」はしません 。
    (※西洋医学的な病名を患者様に伝えること、およびそれに類似した行為を言います)
  • 当院ではエコー観察料の自費請求およびエコーを用いた医薬部外品等の案内等は推奨しておりません。
※超音波エコーは薬機法Class2の分類で、公的保険外であれば誰もが使用できる医療機器になります。
※当院ではエコー観察の自費請求はしておりません。